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無機材会事務局€


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東京都目黒区大岡山2-12-1
東京工業大学
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会長からのご挨拶

2017年6月吉日

会長就任のご挨拶            会長 安田 榮一


 平成29年5月の総会で、130年以上の歴史が有る同窓会の会長に指名され、心引き締まる思いです。
私は,昭和37年に学部に入学して以来、49年もの長きに亘り母校に籍を置かせて頂きました。卒業研究は、田賀井研で「マグネシアの高温クリープ」に関する研究を行い,博士の学位を昭和46年に頂き,旧工材研の助手・助教授・教授・所長を経て2008年に定年退職した後、3年間特任教授としてNEDOのプロジェクトでカーボンナノファイバーの研究に携わりました。 無機材会(旧窯業同窓会)には、2011年から幹事として木村会長,金古会長、井関会長の下で,主として企画を担当させて頂きました。
御承知の通り,2016年の大学教育改革に対応するべく、前任者の井関孝善前会長並びに学科の鶴見敬章教授のご尽力により,窯業同窓会から学生さんにも分かり易い「無機材会」に名称変更するとともに、無機材料分野の学生・教員・卒業生の三者で構成される会として会則を改定しました。この大幅な改革の後を受けて、私の仕事は、会則に法って,無機材会の目的,すなわち「会員相互の親睦を図り、東京工業大学(以下、本学)無機材料分野の教育・研究及び学生支援、無機系工業材料関係の学会・産業界の向上発展を期する」べく、微力ながら頑張らせて頂く所存です。
東工大の良いところでもあり,欠点でもあるところは、卒業生の縦の繋がりが緩いところです。早稲田大学や慶応大学における早慶戦のような全学一体となった行事が東工大には無く、連帯感に乏しいように思います。 この話は,三島学長も蔵前工業会の石田会長も縦糸横糸を強くすると常々仰っておられます。 私達に出来る事は,全学一体ではなくとも、その構成母体の一つである無機材料系の,学生・教員・卒業生が三位一体となり、明確な縦糸横糸でなくても夫々細くて短い糸でも頻度高く繋がって行くことで,不織布のようにふんわりとした連帯感が生まれると思います。そのためには、時代の流れを把握しつつ、学生、教員、卒業生が困っている事あるいは期待している事を掘り起こすことがまず最初にやるべき事と思います。次にこれを役員・幹事が検討し、無機材会が対応できるところ具体化して行く事だと思っております。これにより、無機材料関係の学生、教員、卒業生が身近な関係となり,連帯感が強まると思います。もう一つは、財務体制の充実です。平成25年から繰越金額が3割近く減じている現状を打開する事が急がれます。懸案であったクレジットカードでの会費納入システムは動き出したので,未納会員が喜んで会費を納入してくれるような会の活動を検討して行きたいと思っております。
幹事には7名の教員に加わって頂き、また7名の新幹事の力を得て計20名のOB役員が一丸となって、無機材会を牽引して参りますので,会員の皆様のご支援、ご鞭撻のほど、宜しくお願い致します。




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